「洗ってもニオう」インナー、64%が着続ける つけ置き洗いは8%
発売日は過ぎています(発売日: 8月20日)。以下は発売前の告知にもとづく内容です。取扱店・価格・在庫は発売後に変わっている場合があります。
グンゼが2026年8月20日に、インナーのニオイと買い替えに関する意識調査(有効回答200名)を発表しました。洗ってもニオイが取れないインナーを買い替えずに着続ける人が64%、対策として有効な酸素系漂白剤のつけ置き洗いを定期的に行う人は8%です。値引きセールの情報ではありません。
解説
グンゼが2026年8月20日に、インナーのニオイと買い替えについての意識調査の結果を発表しました。調査はアンケートツール「QiQUMO」を使い、2026年7月31日から8月1日にかけて実施され、有効回答は200名です。
先に断っておくと、これは値引きセールの話ではありません。ただ、洗剤・漂白剤の使い方に直結する数字が出ているので、そこを取り上げます。
Amazonで「グンゼ「インナーの蓄積臭・買い替えに関する意識調査」(2026年8月20日発表)」の価格を見る最初の数字は64%です。洗濯しても嫌なニオイが取れなくなったインナーについて、「洗濯方法を工夫して着続ける」「人に会わない時に着る」「消臭スプレーなどでごまかしながら着続ける」と答えた人の合計が64%でした。つまり、3人に2人近くが買い替えずに着続けています。
もう一つの数字が8%です。グンゼが蓄積臭のケアとして有効だとしている「酸素系漂白剤を使ったお湯でのつけ置き洗い」を定期的に行っている人は8%にとどまり、「知らなかった」が54%を占めました。買い替えの目安については「破れ、穴あき、ほつれ」と答えた人が最も多く、目に見えるダメージが出るまで着続ける傾向があると報告されています。
この2つを並べると、状況の形が見えてきます。ニオイが取れないまま着続けている人は多いのに、そのニオイに効くとされる洗い方は半数以上に知られていない。つまり、「洗剤を変える」より前に「洗い方を1段足す」余地が残っている人が多い、という調査結果です。
なぜ普通に洗っても取れないのか。発表では、夏にかいた大量の汗と皮脂は通常の洗濯では繊維の奥から取り切るのが難しく、残った皮脂汚れが時間とともに酸化し、水分を栄養にして雑菌が繁殖しやすい状態になると説明されています。その結果、洗った直後や乾いているときは臭わないのに、着て体温で温まったり汗をかいたりして湿気を帯びると再びニオう。これが「蓄積臭(戻り臭)」です。
洗った直後に確認しても分からない、という点が厄介です。干し終わって「大丈夫だった」と判断したものが、着てからニオう。だから対策が後回しになりやすい。
リセットの手順として発表に書かれているのは2つです。1つめは酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いで、40〜50℃程度のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、20〜30分ほどつけ置きしてから通常どおり洗濯します。繊維の奥に固着した汚れや酸化した皮脂を分解し、ニオイをリセットしやすくするという説明です。2つめは、洗濯が終わったらすぐ干し、扇風機やサーキュレーターで風を当てて素早く乾かすこと。湿った状態の時間を減らすのが狙いです。
ここで洗剤売り場の話に落とすと、押さえておきたいのは「酸素系漂白剤」と「塩素系漂白剤」が別物だということです。今回のつけ置きで挙げられているのは酸素系のほうで、色柄物にも使える範囲が広いのはこちらです。ラベルの表示と用途を見て選ぶ必要があります。使用量・水温・つけ置き時間は製品ごとに決まっているので、実際に使うときは手元の容器の表示に従ってください。40〜50℃という数字は今回の発表に出ているものです。
買い方としては、つけ置きは1回に使う量が普段の洗濯より多くなりがちなので、粉末の大容量タイプの1gあたり単価と、詰め替えや小容量の単価を並べて比べておくと無駄が出にくくなります。逆に、つけ置きを月に1〜2回しかしないなら、大容量を買っても使い切る前に湿気を吸って固まることがあります。頻度から逆算して容量を決めるのが現実的です。
最後に、この調査が示しているもう一つのことに触れておきます。発表では、上の洗い方を試しても改善しない場合、生地が薄くなっている場合、硬くゴワゴワしている場合は、インナー自体が寿命を迎えているサインだとしています。洗剤や漂白剤で解決できる範囲には限界があり、そこを超えたものは買い替えの領域だという線引きです。洗剤を買い足す前に、まず手持ちがどちら側にあるかを見る。それが今回の調査から取れる実務的な結論です。
調査の数値はグンゼの発表によるもので、有効回答は200名です。母数を踏まえて読んでください。
使い方・探し方の手順
- 洗ってもニオうのは繊維の奥に残って酸化した皮脂が原因と説明されている
- 対策は酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗い(40〜50℃のお湯・20〜30分)
- つけ置きのあとは通常どおり洗濯する
- 洗い上がりはすぐ干し、送風で素早く乾かして湿った時間を短くする
- 酸素系と塩素系は別物。今回挙げられているのは酸素系のほう
- 使用量・水温・つけ置き時間は製品ごとに違うので容器の表示に従う
- つけ置きは使用量が増えるので、粉末大容量の1gあたり単価と詰め替えを比べる
- 月1〜2回しか使わないなら大容量は使い切れず固まることがある。頻度から容量を決める
- 洗い方を変えても改善しない、生地が薄い、ゴワつくものは寿命のサインとされている
こんな人に夏物のインナーやタオルのニオイが取れずに困っている人向けです。すでに酸素系漂白剤でのつけ置きを習慣にしているなら、今回の発表に新しい手順はありません。
ここがポイント
- 洗ってもニオイが取れないインナーを買い替えず着続ける人が64%
- 有効とされる酸素系漂白剤のつけ置き洗いを定期的に行う人は8%、「知らなかった」が54%
- つけ置きの目安は40〜50℃のお湯に20〜30分
- 買い替えの判断は「破れ、穴あき、ほつれ」が最多で、ニオイでは判断されていない
- 調査は2026年7月31日〜8月1日・有効回答200名(QiQUMO)
- 値引きセールの発表ではない
この製品の使用量を自分の洗濯機の水量に合わせるなら 洗濯洗剤の適量計算(ボトルの表記を入れるだけ・本体と詰め替えの1回あたり比較つき)が使えます。
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参考: prtimes.jp(8月20日確認)