風呂釜配管を洗う人は6.9% 浴槽90.3%との差が意味すること
ヒロコーポレーションが2026年8月5日に公表した調査(有効回答259名)で、浴槽を掃除する人が90.3%いる一方、風呂釜・追い焚き配管まで掃除する人は6.9%にとどまりました。この差がどこから来るのか、風呂釜洗浄剤をどう選び、どのくらいの頻度で使えばいいのかを整理します。値引き情報ではありません。
解説
株式会社ヒロコーポレーションが2026年8月5日に公表した調査で、浴室掃除の実態に大きな偏りがあることが示されました。調査はLINEを通じたインターネット調査で、期間は2026年7月26日から27日、有効回答数は259名です。
数字を先に並べます。掃除している場所の内訳は、浴槽が90.3%、床が73.7%、排水口が59.8%でした。これに対して、風呂釜・追い焚き配管を掃除する人は6.9%です。浴槽と比べると13分の1以下という開きがあります。
Amazonで「風呂釜洗浄剤(追い焚き配管用)」の価格を見るさらに、家族がお風呂を使う際に衛生が「気になる」と答えた人は89.6%、「見えない部分の掃除もおもてなし」と答えた人は88.0%、お盆前に風呂釜配管を洗浄したいと答えた人は83.0%でした。
ここで注意しておくことがあります。この調査は風呂釜洗浄剤「じゃぶじゃぶクリーン」を扱う企業が実施したもので、自社製品の必要性を示す方向の設問構成になっている可能性があります。有効回答259名という規模も、全国の傾向を代表するには小さい数字です。数値そのものは発表されたとおりに扱いますが、「だから買うべき」という結論には直結させません。
そのうえで、この調査でいちばん意味があるのは、意識(89.6%が気になる・83.0%が洗いたい)と行動(6.9%しか洗っていない)の差が非常に大きいという点です。関心が無いから洗っていないのではなく、洗いたいのに洗っていない人が多い、という構図になります。
この差が生まれる理由は3つ考えられます。1つ目は、追い焚き配管が見えないため、汚れているかどうかを確認できないことです。浴槽や床は目で見て判断できますが、配管の内部は見えません。汚れが見えないものは、掃除の順番が後ろに回ります。
2つ目は、やり方が浴槽掃除と全く違うことです。浴槽はスポンジでこすれば終わりますが、追い焚き配管は洗剤を湯に溶かして循環させる必要があります。工程が違うので、普段の掃除の流れに組み込みにくくなります。
3つ目は、頻度の目安が知られていないことです。浴槽は毎日、床は週に何度かという感覚が共有されていますが、配管については基準が広まっていません。
ここから、風呂釜洗浄剤の選び方と使い方を整理します。
まず、風呂釜洗浄剤は追い焚きの配管方式で選ぶものが分かれます。一つ穴タイプと二つ穴タイプがあり、パッケージにどちらに対応するかが書かれています。一つ穴は浴槽の側面に穴が1つ、二つ穴は上下に2つ並んでいる方式です。二つ穴用の手順で一つ穴の風呂釜を洗うことはできないので、買う前に自宅の浴槽を見て確認するのが最初の一歩です。両対応をうたう製品もあります。
次に、成分の系統で分かれます。酸素系(過炭酸ナトリウムが主成分)は汚れを泡で浮かせて落とす方向で、においが少なく扱いやすい系統です。塩素系は皮脂汚れや菌への作用が強い代わりに、においが強く、他の洗剤と混ざると危険なので単独で使う必要があります。日常的な手入れなら酸素系、長く放置した後の一度きりの洗浄なら塩素系、という使い分けが基本になります。
使う頻度については、製品ごとに「月1回」「2〜3か月に1回」など目安が書かれています。追い焚き機能を毎日使う家庭ほど配管に湯が通る回数が多くなるため、頻度は使用実態に合わせます。入浴剤を日常的に使う場合も、成分が配管に残りやすくなるので短めの間隔が推奨されることがあります。ここは必ず自宅の給湯器と洗浄剤の取扱説明を確認してください。給湯器メーカーによっては、使用できる洗浄剤の種類を指定している場合があります。
コストの話もしておきます。風呂釜洗浄剤は1回使い切りのタイプが多く、1回あたり数百円の商品が中心です。年に4回使っても年間で千数百円程度に収まります。一方、配管の汚れを放置して業者の高圧洗浄を依頼すると、一般に1万円台からの費用がかかります。定期的な洗浄は、費用面でも合理性のある選択です。
買い方としては、まとめ買いが効きます。使い切りタイプは常温で長期保存でき、使用期限も長めなので、1回分ずつ買うより複数回分がまとまった箱を買ったほうが1回あたりの単価は下がります。ただし塩素系は開封後の劣化が早いので、使い切れる量にとどめます。
最後に注意点です。この調査は有効回答259名の自社調査であり、全国の傾向を示すものではありません。洗浄剤の選択と使用頻度は、給湯器の方式・メーカーの指定・製品の取扱説明によって変わります。使用前に必ず給湯器と洗浄剤の説明をご確認ください。
本記事は2026年8月8日に PR TIMES の2026年8月5日付リリースを確認して書いています。
使い方・探し方の手順
- まず自宅の浴槽を見て、追い焚きの穴が1つか2つかを確認する
- 穴の数に対応した風呂釜洗浄剤を選ぶ。両対応をうたう製品もある
- 日常的な手入れなら酸素系(過炭酸ナトリウム主体)を選ぶ。においが少なく扱いやすい
- 長く放置した後の一度きりの洗浄なら塩素系。ただし他の洗剤と絶対に混ぜない
- 給湯器メーカーが使用できる洗浄剤を指定していないか、取扱説明書で確認する
- 頻度は製品の目安(月1回〜2〜3か月に1回)に従う。追い焚きを毎日使うなら短めにする
- 入浴剤を常用している場合は成分が残りやすいので間隔を短めにする
- 使い切りタイプは常温長期保存できるので、複数回分がまとまった箱で買うと1回あたりが安くなる
- 塩素系は開封後の劣化が早いので、使い切れる量にとどめる
- 洗浄剤は1回数百円。放置して業者の高圧洗浄(一般に1万円台から)を頼むより費用面で有利
対象商品と価格
| 対象商品 |
|---|
| 調査の概要株式会社ヒロコーポレーション実施。LINEによるインターネット調査、2026年7月26日〜27日、有効回答259名。2026年8月5日公表 |
| 掃除している場所浴槽90.3% / 床73.7% / 排水口59.8% / 風呂釜・追い焚き配管6.9% |
| 意識の数字家族の入浴時に衛生が気になる89.6% / 見えない部分の掃除もおもてなし88.0% / お盆前に配管を洗浄したい83.0% |
| 意識と行動の差洗いたい83.0%に対して実際に洗っている6.9%。関心が無いのではなく、やり方と頻度が分からない構図 |
| 調査の限界風呂釜洗浄剤を扱う企業の自社調査で、有効回答259名。全国の傾向を代表する規模ではない |
| 配管方式で製品が分かれる一つ穴タイプと二つ穴タイプがある。買う前に自宅の浴槽の穴の数を確認する。両対応製品もある |
| 成分の系統酸素系(過炭酸ナトリウム主体)はにおいが少なく日常向き。塩素系は作用が強い代わりににおいが強く、他の洗剤と混ぜてはいけない |
| 使用頻度製品ごとに月1回〜2〜3か月に1回などの目安がある。追い焚きを毎日使う家庭や入浴剤を常用する家庭は間隔を短めにする |
| 費用の比較洗浄剤は1回数百円が中心で年4回でも年間千数百円程度。業者の高圧洗浄は一般に1万円台から |
| まとめ買いの可否使い切りタイプは常温長期保存できるのでまとめ買いで単価が下がる。ただし塩素系は開封後の劣化が早い |
確認日時点で出典・商品ページに表示されていた金額です。空欄は確認できなかったもので、推定値は入れていません。価格・対象・期限は変動するため、購入前にAmazonの商品ページでご確認ください。
Amazonで「風呂釜洗浄剤(追い焚き配管用)」の在庫と価格を確認するこんな人に追い焚き機能を日常的に使っていて、配管の掃除を一度もしたことがない人に向きます。追い焚きを使わず湯を張るだけの家庭では、優先度は下がります。
ここがポイント
- 浴槽を掃除する人90.3%に対し、風呂釜・追い焚き配管を掃除する人は6.9%(有効回答259名)
- 一方で「お盆前に配管を洗浄したい」は83.0%。洗いたいのに洗っていない人が多い
- 風呂釜洗浄剤は一つ穴/二つ穴で製品が分かれる。買う前に自宅の穴の数を確認する
- 日常の手入れは酸素系、放置後の一度きりは塩素系。塩素系は他の洗剤と混ぜない
- 洗浄剤は1回数百円。業者の高圧洗浄(一般に1万円台から)より定期洗浄のほうが安く済む
よくある質問
「風呂釜洗浄剤(追い焚き配管用)」(株式会社ヒロコーポレーション(調査))は何がどれくらい安くなりますか?
8月8日時点の確認では値引き情報ではありませんです。
この製品の使用量を自分の洗濯機の水量に合わせるなら 洗濯洗剤の適量計算(ボトルの表記を入れるだけ・本体と詰め替えの1回あたり比較つき)が使えます。
関連記事
参考: prtimes.jp(8月8日確認)