部屋干し用は除菌・抗菌・消臭で役割が違う|表示で読み分ける
「部屋干し用」の中身は3種類に分かれます。除菌は洗濯時に菌を減らすもの、抗菌は乾くまでの増殖を抑えるもの、消臭はすでに付いたにおいへの対処です。予防したいのか、今あるにおいを取りたいのかで選ぶものが変わります。洗濯槽の汚れが原因のにおいは洗剤では解決しにくいので、槽洗浄と切り分けてください。
解説
部屋干しでにおいが出るのは、乾くまでの時間が長く、その間に菌が繁殖して汗や皮脂の汚れを分解するためです。困るのは、店頭に「部屋干し用」がいくつも並んでいて、何を基準に選べばよいか分からない点です。実は表示の言葉を読むと、それぞれ狙いが違うことが分かります。
読み分ける軸は三つに絞れます。一つ目は「除菌」と「抗菌」の違いです。除菌は洗濯時に菌を減らすこと、抗菌は乾くまでの菌の増殖を抑えることを指す表現として使い分けられています。においの発生を抑えたいなら、洗う瞬間だけでなく乾くまでをカバーする表示を見ます。
Amazonで「部屋干し用洗剤の選び方」の価格を見る二つ目は「消臭」の意味です。消臭は、すでに繊維に残ったにおいへの対処を指すことが多く、予防(抗菌)とは役割が違います。生乾き臭が戻ってくる衣類には消臭寄り、まだにおっていない予防なら抗菌寄り、と場面で分けられます。
三つ目は液性と使い方です。部屋干し用には酸素系漂白剤の併用を前提にした設計もあり、パッケージに推奨の使い方が書かれています。単独で使うのか、漂白剤と合わせるのかで効き方が変わります。
やりがちな間違いは、量を増やせばにおいが取れると考えて規定量より多く入れることです。すすぎ残りがかえってにおいの原因になることがあり、規定量を守るほうが結果が安定します。もう一つは、洗濯槽自体が汚れているとどの洗剤でも改善しにくい点で、槽洗浄と切り分ける必要があります。
まず確認するのは、においが「これから出るのを防ぎたい」のか「すでに付いたのを取りたい」のかです。目的を決めてから、抗菌・消臭のどちらの表示を選ぶかを判断してください。
使い方・探し方の手順
- においが「予防」か「すでに付いた分の除去」かを先に決める
- 予防なら抗菌、付いたにおいには消臭寄りの表示を選ぶ
- パッケージの推奨の使い方(漂白剤併用の有無)を読む
- 規定量を守る。入れすぎはすすぎ残りでにおいの原因になる
ここがポイント
- 除菌=洗濯時に減らす、抗菌=乾くまでの増殖を抑える、で使い分けられる
- 消臭は付いたにおいへの対処。予防(抗菌)とは役割が違う
- 洗濯槽の汚れは洗剤では解決しにくい。槽洗浄と切り分ける
この製品の使用量を自分の洗濯機の水量に合わせるなら 洗濯洗剤の適量計算(ボトルの表記を入れるだけ・本体と詰め替えの1回あたり比較つき)が使えます。
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参考: www.kao.com / www.lion.co.jp(7月27日確認)