柔軟剤を入れすぎるとどうなるか|規定量の考え方
柔軟剤は多く入れるほど効くわけではありません。入れすぎると吸水性が落ち、においやべたつきの原因になります。なぜそうなるのかと、規定量をどう決めるかをまとめました。
解説
『たくさん入れたほうがふんわりする』と思って柔軟剤を多めに使う人は少なくありませんが、これは逆効果になりやすい使い方です。柔軟剤の主成分は繊維の表面に薄い膜を作る成分(カチオン界面活性剤)で、この膜が繊維どうしの摩擦を減らして手触りをやわらかくします。効くのは表面に必要な量が行き渡った時点までで、それを超えて入れた分は効果を増やさず、膜が厚くなりすぎる方向に働きます。
膜が厚くなって最初に困るのが吸水性の低下です。タオルは水を吸ってこそ役に立ちますが、柔軟剤を入れすぎると表面の膜が水をはじき、『洗ったのに水を吸わないタオル』になります。次に起きるのがにおいの強すぎと、すすぎ切れずに残った成分によるべたつき・黒ずみです。香りは強ければよいものではなく、残留はかえって不快感や肌への刺激につながります。
Amazonで「柔軟剤 詰め替え」の価格を見る規定量は、洗濯物の量と水量に対して決まります。多くの製品はキャップに『水量◯Lにキャップ◯杯』の目安が印刷されているので、まずそれに従うのが基本です。ドラム式と縦型では使う水量が違い、自動投入機能つきの洗濯機ならタンクに原液を入れて機械が量を計算します。目分量で『これくらい』と足すのが、入れすぎの一番の原因です。
もし吸水性が落ちてしまったタオルは、柔軟剤を使わずに数回洗うと膜が少しずつ落ちて回復することがあります。ふんわり感を上げたいときは量を増やすのではなく、干し方(乾燥機や振りさばき)で調整するほうが確実です。
買うときは、詰め替えの大容量が単価は安く見えても、使い切るまでの期間と香りの好みが続くかを考えます。香りは長く同じものを使うと慣れて『足りない』と感じ、入れすぎにつながりやすいので、少量から試すほうが結果的に無駄がありません。
使い方・探し方の手順
- まずキャップの『水量◯Lにキャップ◯杯』の目安どおりに使う
- ドラム式・縦型・自動投入で適量が違うので、洗濯機に合わせる
- ふんわり感は量を増やすのではなく干し方で調整する
- 吸水性が落ちたタオルは柔軟剤なしで数回洗うと回復することがある
- 香りは強いほどよいわけではない。少量から試す
ここがポイント
- 柔軟剤は繊維表面に膜を作る。必要量を超えた分は効果を増やさない
- 入れすぎるとタオルの吸水性が落ち、においやべたつきの原因になる
- 規定量は洗濯物の量と水量で決まる。キャップの目安に従う
- ふんわりさせたいなら量ではなく干し方で調整する
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参考: www.amazon.co.jp(7月29日確認)