食洗機に手洗い用洗剤は入れない|剤形はジェルが溶け残りに強い
手洗い用の食器用洗剤を食洗機に入れると泡があふれます。専用洗剤の中では、粉末は量を加減できる代わりに溶け残りと固まりに注意が要り、ジェルは溶け残りに強く低温・短時間コース向き、タブレットは条件が一定になる代わりに少量運転では割高で投入口のサイズ制約があります。投入口の形と1回あたりの量の決めやすさで選びます。
読まずに数字だけ出したいときは 洗濯洗剤の適量計算 へ。本体・詰め替え・大容量の容量と価格を入れると、1回あたりの金額で並べ替えて比べられます。1本の値段が高いほうが1回あたりでは安い、という逆転がここで見えます(製品ごとの規定量はこちらで持たず、入力された数値だけで計算します。登録不要・ブラウザ内で完結)。
解説
食洗機用洗剤の売り場に並んでいるのは、粉末・ジェル・タブレットの3つの剤形です。中身の考え方はどれも同じで、酵素や漂白成分で汚れを分解し、機械が高温の水で洗い流します。違うのは洗浄力そのものより、投入のしやすさと量の決め方です。ここを機種と使い方に合わせると、洗い上がりのばらつきが減ります。
先に一つだけ、剤形以前の前提があります。手洗い用の食器用洗剤を食洗機に入れてはいけません。手洗い用は泡立つように作られており、食洗機の中で泡があふれて庫外に漏れたり、循環に支障が出たりします。食洗機用洗剤が「低泡性」であることは剤形を問わず共通で、これはメーカー各社が製品情報で明記しています。ここだけは選び方の問題ではなく、守るかどうかの問題です。
Amazonで「食洗機用洗剤」の価格を見るそのうえで剤形を見ます。粉末は1回あたりの量をスプーンで調整できるのが最大の利点です。食器が少ない日は減らし、油汚れが多い日は規定量まで入れる、という調整ができます。裏返すと、毎回スプーンで量る手間があり、湿気を吸って固まることがあります。詰め替えが安価な製品が多いので、家族の人数が多く回数も多い家庭では選びやすい剤形です。
ジェルは液体なので溶け残りが起きにくく、庫内の温度が上がりにくい低温コースや、短時間コースでも溶けます。粉末が溶け残って食器に白く残った経験があるなら、ジェルに替えると解決することがあります。こちらも量の調整はできますが、投入口が浅い機種だと入れる途中でこぼれやすいという弱点があります。
タブレットは1回1個と決まっているのが利点であり、同時に制約でもあります。量を考えなくてよいので誰が使っても同じ条件で洗えますが、食器が数点しかない日でも1個ぶんの洗剤を使います。1個あたりの単価は粉末より高くなりがちなので、少量を頻繁に回す使い方だとコストがかさみます。また、機種によっては専用の洗剤投入口が小さく、大きめのタブレットが入らないことがあります。買う前に、取扱説明書に書かれている投入口の対応と、製品の外形寸法を照らし合わせるのが確実です。
やりがちな間違いは、洗い上がりが悪いときにまず洗剤を替えることです。原因が食器の並べ方(重なって水が当たっていない)や、残菜フィルターの目詰まりであることは珍しくありません。剤形を替える前に、庫内のフィルターを外して洗い、食器の面が水流に向いているかを確認したほうが早く解決します。
使い方・探し方の手順
- 手洗い用の食器用洗剤は絶対に入れない(泡があふれる)。食洗機用と明記された製品を使う
- 量を日によって加減したい・回数が多いなら粉末を選ぶ
- 溶け残りが気になる、低温や短時間コースを使うならジェルを選ぶ
- 毎回同じ条件で回したい、量を考えたくないならタブレットを選ぶ
- タブレットは取扱説明書の投入口サイズと製品の外形寸法を先に照らし合わせる
- 洗い上がりが悪いときは剤形より先に残菜フィルターと食器の並べ方を確認する
ここがポイント
- 手洗い用の食器用洗剤は食洗機に入れない(泡があふれる)
- 粉末は量を加減できるが溶け残りと固まりに注意
- ジェルは溶け残りに強く、低温・短時間コース向き
- タブレットは条件が一定になる反面、少量運転では割高で投入口のサイズ制約がある
この製品の使用量を自分の洗濯機の水量に合わせるなら 洗濯洗剤の適量計算(ボトルの表記を入れるだけ・本体と詰め替えの1回あたり比較つき)が使えます。
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参考: www.amazon.co.jp / www.kao.com / www.lion.co.jp(7月31日確認)